好きだから。





――――数分後――――




「わぁ! 完璧っ♪ 目、開けていいわよ」




薫さんにそう言われ、目を開けて鏡を見てみると━━...っ




「ぇ、すごい...」




...これ、本当に私?



そこには、キレイにメイクアップされてる私が映っていた。




「きゃ-っ♪ 可愛すぎよ、美羽ちゃん!!」



「いえいえ! ぁの、ありがとうございます」



「ふふっ。じゃぁ、次はアレに着替えてねっ」




━━...ぇ?



お着替えもあるの?!



「はい」っと渡されたのは、ピンクの素敵なドレスだった。



こ、これを私に着ろと??!



困惑している私に、「絶対似合うから♪」と言って試着室(みたいな所)に通してくれた薫さん。



...高そうなドレスだよぉ。