そ、そうだったの?!
てっきり、遠い親戚の方が経営してるのかと思った...。
━━で、薫さんがここにいるのね。
納得(笑)
「━━で、何も豹から聞いてナィのよね?」
「ぇ? はぃ...」
私が今何故ここにいるのか、そこがまずわからない...。
「説明はあとにして、まずは美羽ちゃんをメイクアップしてあげるわねっ」
「━━えぇッ??!」
...め、メイクアップ?!
な、何でですか―っ!!?
「夜、ここで食べるでしょ? そのために、きちんとした身なりで行ってもらいたいからね~♪」
「そ、そうなんですか...」
確かに、高級そうなレストランだったかも...。
「じゃ、そこ座ってくれる?」
「はい」

