好きだから。





「ども。じゃ、コイツよろしくね」




女の人に、軽く会釈をする豹。



それに続いて一応頭を下げる私。



「じゃ、美羽ちゃん、行きましょっか」



「ぇッ?!」



「んじゃぁ美羽、またあとでな-」



「えぇッ?!」




片手を上げて向こうの方へ去ってしまった豹。



...な、何が起きてるんでしょうか???




「さ、とりあえず中入って」




頭の中がはてなだらけの私に、女の人が優しく言った。




「ぁ、はい。お邪魔します...」




中に入るとそこは、誰かが泊まるような部屋とかではなく、どちらかというと従業員さんらがいそうな部屋だった。




「こっち、来てくれる?」



「ぁ、はぃ」