この愛に抱かれて

「そうそう」



「どんなお店ですか?」



「お、興味ある?」



「はい」



「店、すぐそこだから。詳しいこと説明するよ」



響子は歌舞伎町の店に案内された。



店は雑居ビルの7階にあった。



出迎えた店長はまだ若い感じの男だった。



「どうぞ、座って」