「私… 誠に会えて良かった… 大好き」

俺はさきの手を握りしめる

「さき 死ぬな! お前がいなくなったら俺は!」

病室に俺の叫び声が響き渡る

「誠… あ、り、が、と、う…」

「さ、さき!」