後ろの席の王子様


私は顔を赤らめながら黒板に張り出されている席の表を見た。

まだみんなが見ている。

窓側の後ろから2番目の席だ。

早歩きで自分の席に向かいすぐさま座った。

「ふぅ…。」

なんか、めっちゃ見られてる…

右からの視線がすごい…

恐る恐る右の席を見る。