教室に戻った私は、
涙で顔がぐちゃぐちゃになっていたので、
くるみとさゆにとても心配され、
全て話した。
「ゆーなそれさ…多分恋だよ、」
くるみに言われた。
「でも、寺川先輩は?好きだよ私。」
ほんとの事だよ。
ずっと見てたんだもん。
「多分寺川先輩のは憧れじゃない?」
今度はさゆがいった。
でも、羽琉さんはきっと遊びでキスしたんだよ?
今は関わりたくない。
「でも、関わりたくない。って思うもん。正直。」
気持ちもないのにキスされて気分いいわけないじゃん。
「じゃあさ、羽琉さんといっしょう話せないとしてもいいの?」
うー。痛いとこつくよね。
ほんとくるみは…
「……ゃだ。」
嫌だよそんなの。
「ん?聞こえなーい。」
この!いじわる!
「絶対やだ!!!」
もーう。ほんと性格悪いわ(笑)
「はい。完璧好きだね。がんばれ。」
ほんと良い友達もったよね。
「ありがと。くるみ、さゆ。大好き!」
とりあえずこの前の事謝らないとなー。
lineするか。
羽琉さん。
この前はごめんなさい。
また、お話ししたいです。
ー送信っと。
ってかそーいえばこのIDのゆずって人
誰なんだろう?
彼女さんだろうな…。
って弱気になってもしょうがないよね。
