あー‥ねみぃ。
なんなんだ、あの校長。
話長すぎだろ‥。


ふっと琉亜に視線をうつすと‥

「寝てるし‥」

これは後でお仕‥「え?なんやて?」

「は?」

「あー琉亜ちゃんか。
君、さっきのイケメン君やろ?俺、稲本 燿っての。仲良くしよなー!」


「あ、あぁ。俺は志水 侑李。よろしく。」

「よろしゅーな。そいや侑李、琉亜ちゃんのこと好きなんやろ?協力すんでー!」

「いや、いい。」

「なんでや!
つーか即答やないか!」

「もち。」

「ひどいやっちゃなぁ‥
せっかくの友達第一号やのに」

「第一号?
燿、関西から来たのか?」

「せやでー
いちお、サッカーでな!」

「マジ?
俺もサッカーで、MF。燿は?」

「FW。なんや、部活も一緒か笑えぇダチになれそやな、俺ら」

「あぁ、改めてよろしく。」


「おう!‥話終わったで。やっと教室戻れるわ‥」

「あぁ。すっげぇ疲れた。」


稲本‥燿か‥。
良いダチになれそうだ。

はやく一緒にプレーしたい。



琉亜のコトは‥
ひとまず大丈夫かな。