甘く、とろけるような。



侑李のサッカーは
ほんっとに凄い。

これは認める、うん。

そんな運動神経抜群の侑李は
勉強もできちゃう、
すんごいムカつく奴。

おまけに顔立ちは整ってるし‥。背も高い。

モテるのも当たり前。


「あっクラス発表されてる!
はやく行こっ!」

「はいはい。落ち着けって。
あんま走ると‥」


ドンッ!

「あ、すいませんっ」

「イテテ、ごめんなー?
ケガ、してへんか?」

「えっ、あっ、大丈夫です!」

「タメでえーよ笑
俺は稲宮 燿(イネミヤ ヨウ)。」

「アタシは藍希 琉亜。
よろしくね、稲宮くん!」

「おう、よろしゅーな、
琉亜‥ちゃん?」

「いやいや、琉亜でいー‥「よくねぇ。行くぞ、琉亜。」


「はぁ!?ちょっ、侑李っ!」


「あのなー、知らない男とホイホイ仲良くすんなよ。」

「そんなん侑李に関係ないじゃんか!」

「ちっ‥」

え?舌打ち?
今、舌打ちしました?


「あーもう。クラスも見てないじゃん。戻ろーよ!」

「6組。俺とお前、一緒。」


「‥ほんと?」

「あぁ。なんか文句あるかよ」

「いや‥特に何も‥って、
なんでそんなキレてんの?」


「は?誰がキレてんだよ、」

「侑李に決まってんじゃん。」
ばーか、怒ってねーよ。
って言いながら
軽く頭を叩く。

知ってた?
侑李が怒ってるときって、
絶対目、合わせてくれないの。

「はーぁ、侑李はおしえてくんないし。
はやく教室行こーっと!」

「おい、琉亜っ!!!」