忘れない。




何日か経ってやっぱり岳くんとは気まずいままだった


最近はいつも1人で帰ってる

萌斗に告白された公園の前を通る時に

なんだか無性に寄りたくなって

入った

もしかしたら会える事を期待してたのかな

風が冷たくてマフラーを巻いた

ブランコに座ると

萌斗と過ごした日々を思い出して

気がつくと泣いてた

どうして....忘れたはずだった....


もう私の中かは消えたはずだったのに...


「萌斗.....」


「会いたいよ.....」

前は呼ぶとすぐに来てくれたのにな

今は呼んでも来てくれない

涙で前が見えなくなってた

萌斗が恋しい

笑った時に見せるあのえくぼも

怒ると黙るけどすぐに機嫌が良くなるのも

音痴なのに一生懸命歌ってる姿も

全てが恋しい


会いたい....会いたい....会えない.....



「菜緒華?」


この声知ってる

私が一番聞きたかった声


けど、こんな姿見せられない

私は顔を見られないように走った

すると萌斗がおいかけてきて

私を抱きしめた

もう我慢出来なくなって声をあげて

子供みたいに泣いた

「も...ぇと...あいだがっだ...うぅ...」


「俺も」






付き合ったり別れたりを繰り返してきたけれど、やっぱり萌斗じゃなきゃダメ

これからもずっと....