付き合う事になって、それから毎日
登下校一緒だった
楓は2人っきりにしてあげたいからと言って他校の彼氏をわざわざ迎えに来させてた
お昼はさすがに楓と食べてたけど
岳くんが菜緒華は俺の!って言って
楓を追い払った
楓とは休み時間しか会えなくなった
「本当あいつむかつく!教室一緒なんだし登下校一緒なんだからお昼くらい
一緒に食べてもいいじゃん!」
「本当ごめん!」
こんなに一緒に居ればそのうち好きに
なるかと思ったけどそうはいかなかった
やっぱり萌斗が忘れられない
今日は岳くんと放課後デートをしてた
映画を見てプリクラを撮って
フードコートでご飯を食べてた
すると、前の方に
髪の毛を金髪にして財布と煙草を片手に
数人の怖い感じの男の子と一緒に歩いてた
「う、そ」
私が見てる方を岳くんが見て
「あいつ?」
「うん
ごめんね!早く食べよっか!」
すると萌斗がこっちに気づいたらしくて
こっちに向かって歩いてきて
私達の前で止まった
「菜緒華じゃん
元気してる?」
顔は笑ってるけど目が笑ってない萌斗が
すごく怖かった
だけど悟られたくなくて
「話しかけないで
さよならって言ったでしょ?
あれ永遠にって意味だから」
「んだよそれ
それが好きな人に対しての態度かよ?」
あははははと友達と笑ってる
そんな萌斗を見た岳くんが
「俺らデート中なんだよね
ナンパすんなら他あたってくんね?」
萌斗は一瞬焦ったように
「付き合ってんの?」
「そうだよ」
「あっそ」
それだけ言って萌斗とその友達はどっかにいってしまった
「帰ろっか」
「そうだね」
駅で岳くんと別れて帰宅途中で
また萌斗に会った
私達が寄りを戻した公園の入り口に
煙草を吸いながら座ってた
萌斗に声をかけられて止まった
「本当に付き合ってんの?」
「そうだよ
岳くんは私の涙拭いてくれるって
泣かせないって」
「俺さ、菜緒華の事やっぱ好きだわ」
私は嬉しさよりも怒りがこみ上げた
「今更何?二回も裏切っといて今更好きだわって何?
私そんなにバカじゃないから!
好きでももう騙されないから!」
「俺の事好き?」
「好きだよ!めちゃくちゃ好きだよ!
こんな馬鹿みたいにぐれても好きだよ!
」
「じゃああんな奴と別れろよ」
「それは出来ない」
「なんでだよ!俺の事好きなんだろ?」
「萌斗は信用できないの!
お願いだから諦めさせてよ....
何でもいいから言ってよ....
そしたら諦めるから」
「諦めんなよ」
「遅いよ
萌斗はいつでも遅いよ」
私はその場にいられなくなり
離れた
そしたら萌斗が後ろから追いかけてきて
私の手を引いて
萌斗の方に向かせてキスをした
私は泣いた
抵抗はしなかったけど泣いた
こんなにしたかった萌斗とのキスで
傷つくなんて
あんなにしたかったのに
今は拒みたくても拒めない
頭では拒もうとしてるけど体が言う事を
聞かない
「本当だ...
俺が泣かせてるじゃん」
「ごめんな」
頭をポンポンとされて
萌斗は原付に乗って帰った
私このままじゃ岳くんとは居られない
こんな状態ダメだよ
きず付けちゃうだけ
明日ちゃんと伝えよう

