【短】涙色...*゚





「ほら。」






拓海は私の手を自分の胸にあてた。





ドックンドックン





拓海の心臓の音。





「わかる?速いだろ。」





「ほんとだ。」





「緊張してんのはお前だけじゃねぇよ。俺だって彼女と2人きりで緊張MAXだよ。」





拓海の顔、真っ赤じゃん。





「拓海かわいいっ」




あ、口が滑った。





「はぁ?かわいいだと?男は可愛いなんて言われて嬉しくねぇよ。」





「だってかわいいもん!」






また顔を赤くする拓海。