レイの部屋を出てすぐに、リョウがこっちに向かって来ていた。
「レイの怒鳴り声が聞こえたんだけど、何かあったのか?」
心配そうに真由を見つめるリョウ。
大きな声だったから、リョウの部屋まで聞こえたのだろう。
「真由がリョウに話があるってさ!!!」
部屋の中から大きな声でレイがそう言う。
レイの怒った大きな声を聞いて、リョウはピリピリ下雰囲気を感じ取り真由を自分の部屋に連れて行った。
「レイと喧嘩したのか?」
さっき座っていたソファーにリョウと並んで座り、真由は呼吸を整えた。
今日で、リョウとの付き合いも終わるだろうと覚悟し、真由は全てを隠さず全部話した。
「・・・・はぁ・・・・」
全部聞き終わったリョウは、深いため息をつくと立ち上がり、部屋の中をウロウロ歩き始めた。
「・・・ごめん。・・・俺・・・今は何も言えない・・」
ショックを受けている・・・
当然だよね・・・
2人を両天秤にかけてしまったのは私で、2人とも傷つけたのも私で、私が悪い・・・
「・・・ごめんね、リョウ・・・」
こみ上げてくる涙をグッと堪えた。
静かに立ち上がり、真由はリョウの部屋を出て行った。
「レイの怒鳴り声が聞こえたんだけど、何かあったのか?」
心配そうに真由を見つめるリョウ。
大きな声だったから、リョウの部屋まで聞こえたのだろう。
「真由がリョウに話があるってさ!!!」
部屋の中から大きな声でレイがそう言う。
レイの怒った大きな声を聞いて、リョウはピリピリ下雰囲気を感じ取り真由を自分の部屋に連れて行った。
「レイと喧嘩したのか?」
さっき座っていたソファーにリョウと並んで座り、真由は呼吸を整えた。
今日で、リョウとの付き合いも終わるだろうと覚悟し、真由は全てを隠さず全部話した。
「・・・・はぁ・・・・」
全部聞き終わったリョウは、深いため息をつくと立ち上がり、部屋の中をウロウロ歩き始めた。
「・・・ごめん。・・・俺・・・今は何も言えない・・」
ショックを受けている・・・
当然だよね・・・
2人を両天秤にかけてしまったのは私で、2人とも傷つけたのも私で、私が悪い・・・
「・・・ごめんね、リョウ・・・」
こみ上げてくる涙をグッと堪えた。
静かに立ち上がり、真由はリョウの部屋を出て行った。