―数時間後―

「どわー…もうつーかーれーたーーーー」

私はまだ登り始めたばかりだというのに弱音を吐く。
そう、今は山登りの真っ最中。

部活の筋肉痛で足が痛いっていうのに、まったくひどい話だ。笑

       (⌒⌒)
         ii!i!i ドカーン
       / ~~~ \
  ⊂⊃ / ^ω ^ \ ⊂⊃
.........,,,,傘傘傘:::::::::傘傘傘...

「もー、あんずー(笑)まだ全然あるよー?wそんなこと言ってるとー、あんずの好きな人言っちゃおーかなー?(´^∀^`)」

「あ、それだけは御勘弁(;´∀`)w」

私は冷や汗をかきながらまた歩き出す。

よし、歌でも歌って頂上を目指そう!と、思い、季節外れだけど、ひなまつりの歌を歌う。

「あかりをつけましょぼんぼりにー♪
お花をいけましょ桃の花ー♪
ごーにんばやしの笛だいこー♪
きょーうは楽しいひなまつりー♪」

―――と、二番を歌おうとしたら、