「…実は結構前から松本先輩のこと好きなんだぁ…(*´-`*)」

今は実沙に事情調査中。笑

やっぱり結構前から松本先輩のこと好きだったんだね…//

「ね!だってめっちゃいい人じゃない?!超ーーーかっこいいし!!(≧∇≦)」

なんて今度は逆に暴走し始めた(笑)

確かに、性格はすごくよくて、特進クラスの人なのだから頭だっていい。それに、体操だって、そりゃあ着地は微妙かもしれないが、とーっても上手い。

―けど、私は好きにはならない。

いくら自分の『好き』の条件があてはまっていても、『好き』にならない人はたくさんいる。

そこら辺は、難しい距離感(?)のようなものがある。

[友達]ではあらわせないような人。でも、『好き』ではない、友達以上・恋人未満。

自分でもよくわからなくなるものだ。


「松本先輩のことめっちゃ好きなんだねー(爆笑)実沙、頑張ってねっ!応援するよー!!╰(*´︶`*)╯」

からかいながら、綾菜が言う。

実沙が松本先輩のことを言っているときは

「好きじゃないしっ!」⇒「好き//」

「バカ」⇒「天才」

「冷めた」⇒「まだ好き」

等々、真逆の意味なのだ。(。'-')(。,_,)

「―――別に好きじゃないしーーっ!あんなバカ!!」

実沙が大声で言う。
好きなんだね、実沙。(笑)