…もぐもぐ(。・ρ・)

私は出されたロールパンにハムをのっけてぼんやりと食べていた。

     
 ヘ⌒ヽフ
(,,・ω・)ハムハム
(つ=◎
('⌒) \二/

「あ、ねぇそう言えばあんずー、」

綾菜が声をかけてきた。

「昨日、先生が来てからそのまま寝た?」

その時は、私はもうぐっすり爆睡していたから、

「あー、寝ちゃったー笑」

「だよねだよねー(笑)」

綾菜が相槌を打つ。

「私なんてさー、消灯時間すぐに寝ちゃったよー(汗)恋バナ何話してたのー?」

実沙が私達に問いかける。

「え…?」

でも、どこかおかしい。
実沙が消灯時間すぐに寝たなら、私達が夜中話していて実沙に「松本先輩のこと好きなの?」と聞いたら返事が返ってきていたのだ。

「え?!実沙嘘じゃない…?」

「嘘じゃないよー(笑)やだなぁー」

よく考えてみたら、実沙の布団の位置はドア側で、私達は窓側。少し離れていたのだ。それなのに、私達の近くで返事が返って来るわけがない…。