でも私はちょっと後悔した。

友達でいたら嫌いになることできないんだって
仁と話すたびドキドキして
好きだって気持ちはなくなるどころか募るばかり。


「みーお。私はどーしたらいーの。」

「とりあえず。
人からジュース貰うなら一気に飲まないことだね。」

「澪ちゃん。それ関係ない...」


澪は私の想いを知ってる。
あと知ってるのが、

「委員会疲れた〜」

「放課後もまた行かなきゃなんだけどー。めんどくせぇ」

京香キョウカと直樹ナオキ。

この2人は幼なじみで中学の頃から付き合ってる。
そして、同じ委員会。

「あれ?仁は?」

「あーあそこ。」

4人で仁のいる場所を見る。


私達はいつも5人でいるのだ。