そして迎えた競技決めの日。
「なんで仁体育祭サッカーに出んの?バスケやろーぜー」
「バスケはお前の得意分野だろ?俺はサッカーなの」
ほら、ビンゴ。
体育祭の競技決め。男子の種目が決まり私は心の中でガッツポーズした。
「直樹バスケだって。絶対かっこいい」
隣で京香が妄想している。
女の子だ。恋してる
いーなー。京香みたいにかわいい子だったらな。
「あ、皐月と澪は何出るの?」
「んー…「長距離マラソン」
え!?
「私と皐月は長距離マラソンに出ます」
「へーそれ1000mだっけ?きつそう…」
「京香は?」
「私は障害物競争」
「まったく、あんた運動しないんだから」
「でも走るじゃん。障害物競争」
「ちょ、ちょちょ。澪さん。!!」
「??」
「私長距離ですか!?」
「はい」
「な、なんでまた」
「残り物だよ。あんた手あげないから」
あ…
仁が何に出るのかに夢中で私自分のに手あげなかった…
ど、どーしよ!!
中学から走るタイムなんて最後の方なのに…

