「なんじゃ、仁のやつ」

「まーもちろん皐月は仁好きだから断ったんでしょ?」

「…うん、まぁ」

先輩には悪いけどやっぱり思い出すのは仁だった。

「ってか、俺思うんだけど。
皐月もっかい告白してみたら?」

「はー?」

「私も思ってた。今ならいけると思う」

「京香まで、何言って」

「さっきの反応もまんざらじゃないしね」

「澪!?」


「「「もっかい告白して見なよ」」」


今度は3人の声がそろう。


でも、

「無理だね。そんなことしたら5人でいられなくなる。
今度振られたらもう友達なんかじゃいられなくなる」


「ばか皐月。私ら5人の友情はそんなものか!!」

「言わなきゃ後悔すると思うけどな、俺は」

「皐月振られたらこの澪様が慰めてやるから」


3人の言葉が地味に心に刺さる

ホントは、好きって言いたかった。
もし壊れるとか友達ですらいられないとかがこの世界に存在していなかったら何度でも言っていた。

それぐらい、好きの気持ちは溢れてる


「もっかい、言ってみようかな…」


振られたらそん時はそん時だ。

もし、振られてもきっと誰も変わらない

3人の言葉信じたい


「言ってみるよ。私」