桜色の似合う恋


陽太は何も言わず
私の手を引っ張って走り出した。



「ちょ…ひな…た?まって…」


やっと止まったときには私は屋上についていた。


「ごめん…
小春がなんも覚えてないから」


「え?なにを?」
「なんもない」
「そっか」


「な…俺と小春だけの約束。
昼休みは一緒にここでご飯食べること。
いい?」


「うん!いいよ」



そう言ってこの前陽太が寝っ転がっていたベンチに寝っ転がってみた。