チョークを持って黒板に
書き出した陽太に私は


口が空いたまま閉じれなくなっていた…


こんなにスラスラと寝起きで解ける人
いるんだね…


戻ってきた陽太は私の顔を見て


「ぷっ…小春?」
「ひ…ひなた…賢いんだね」
「そんなことないよ」


そう言って座る君に
おっきな声で認めろーーーー!って
言いたくなった。


でも…



段々知る君に
毎回高鳴る胸と苦しむ胸。




この感覚よくわかんないな…