私達は手を繋いで練習してたんだけど
あれ?
華菜の手がない。
そう思って後ろを振り返ると
「華菜!?大丈夫!?」
「はっははは!!」
「クッククク」
「華菜尻餅とかますますだせぇじゃん」
「ほらたちな?」
今華菜に「たちな?」と言ったのは
松本 隆平。
多分華菜の好きな人だ。
「うぅ。立てない!」
「これまたドンっておしたらこけるよね?」
何て太智がゲラゲラ笑っている。
それと反対に優しい隆平は
立ち方を教えてあげている。
「まず膝ついてから立ってみ?」
華菜が実践する。
「おぉ!立てた!」
「よかったぁ!華菜!行く?」
「ううん。うちもういいや。お尻痛いし」
「そう?じゃあ休んでて」
華菜は休憩室へ戻った。

