「あぁ!早い早い!コケるうぅぅ!」

「はいはい。大丈夫だからね?華菜。」

私、鈴木麻美は

スケートに来ている。

そしてこの凄く怖がっているのが

秋元華菜。私の友達。


「おい。お前らまだ手ぇ繋いでんの?だっさ!」

「だって華菜がぁ!」

今茶化してきたのが、

渡部太智、私の好きな人。

「え?華菜滑れない?ダッセー!」

「うーーーー!」


何で華菜にそんな食いつくの?




私は華菜にヤキモチを焼きながら


無言で華菜の練習に付き合った。