____ガラッ!

「おぉ。藤崎先生来たね。」
「はい。」

別に校長はふつーな感じじゃん?
なんで俺呼び出しされてんの?

「藤崎先生。なぜ呼び出しされたか理由を知ってますか?」
「え、いえ。」
「これを見て下さい。」

そういって広げられたノートパソコンには俺と莉愛のキスがばっちり映されていた。誰だ?こんな写真撮ったやつは。
俺の顔までばっちり映されているから言い逃れはできない。少なくとも莉愛の顔が映ってなくて良かった。

「申し訳ございません。しかしこれは僕が勝手にしたことに過ぎません。この生徒は悪くありません。罰なら僕だけが受けます。」
「そうですか。今回だけは見逃しますがこの生徒に必要以上に近づかないと約束してください。」
「はい。ありがとうございます。」