朝、起きると莉愛はまだ寝てる。

そんな莉愛の瞼にキスを落とす。

そんなことはもうほぼ毎日だった。

その日も莉愛の瞼にキスを落とすと莉愛は「んんーー。あ、春ちゃんおはよー」
と起きてキスをすると直ぐに台所へ向かい朝ごはんを作り始めた。

莉愛の作る朝ごはんは少し豪華でいつ食べても飽きない美味しさだ。

着替えた俺と莉愛は着替えて車に乗り込み途中で莉愛を下ろしたらバラバラに学校へ行く。

だけど今日は莉愛が車から降りる前キスをしてきたから無我夢中でキスをした。

これがいけなかった________



ようやく授業が終わり、ふーっと一息ついたときだった。
放送が入った。

___ぴーんぽーんぱーんぽーん♪
藤崎先生、藤崎先生。至急職員室までお戻り下さい。繰り返します ̄ ̄

なんだ?俺呼び出しじゃん。

ったくもー。

いやいやながらにも俺は職員室に戻ったが、職員室の空気は異様な程だった。

すぐそこにいた同期の小林先生に

「俺どこに行けばいいの?」

と聞いた。
そしたら小林先生が怯えたような声で

「校長室へ行って下さい」
と言った。