「実はね、私たち、彼氏できたの!」 そう言って、恋の話に花が咲く。 次の日 波奈と夢が 私と田辺くん二人きりになるように仕向ける 恥ずかしいのに… 私と田辺くんは建物の屋上に来ていた。 二人で、屋上にあるベンチに腰かける。 二人の距離は近い。 田辺くんは伸びをすると 「あの…さ…」 しばらく沈黙が走る。 そして田辺くんはゆっくり口を開けて言った。 「俺…間宮のことが好きだ」