「ひ…広い…」
広い廊下、
高そうなインテリアを横目に歩いていくと
私たちの泊まる部屋に着いた。
すごい…一人一部屋だ…
波奈も夢も当たり前のように
部屋に入っていく。
私も部屋に入り荷物を置くと、
波奈と夢と田辺くんとともに、
早速広間に移動した
広間に集まると
担任の山口先生が
「はい、こっからは班で、ハイキングだ。何かあったらこのブザーを押すように。
すぐに先生たちが駆けつけるからな」
そう言って班ごとにブザーを渡される。
「じゃあ行くか!」
田辺くんの声を合図に私たちは
森へハイキングに出掛けた
