届くといいな。

「はぁーーー⁉︎聡大⁉︎あの聡大⁉︎」


『う、うん。そんなに以外だった?』


「以外もなにも…愛瑚が聡大みたいなクールな人が好きになるとは!」



『クールなのにさ、笑ってるときの目見たことある?見てると、愛瑚までニコってなれるの!まだ、そんなに早瀬君の事しらないけど、笑顔に惹かれたんだよ』




「なんか、話聞いてると心がホッコリするわ!笑いいんじゃないの?頑張ってみなよ?もっともっと良い所見つかるはずだよ!」




『愛瑚、頑張ってみる!(ニコッ』





「よし!その笑顔のまま朝の挨拶してきな!」






__トントン
ゆきが両手で私の背中を優しく叩いてくれた。





『ありがとう!じゃあ、おはよう言ってくる!』




「はいね〜♪」






お礼を言いながら、1-6のドアまで歩いていきドアを開けた。











____ガラガラガラ

『みんなおはよ!』




「愛瑚ちゃんおはよ〜」
「おはよ〜」「はよー」








『早瀬君、おはよ(ニ、ニコ』






「…おはよ」







返してくれた!
低くて、冷たい声だったけど
私にとって














その「おはよ」の一言は













嬉しくって嬉しくって。














こんな、ささいな事で嬉しくなれるなんて












恋ってすごいなってすごく想う。