届くといいな。

『俺は別に』




早瀬君は冷たい口調で答えてくれた。
話すのこれが始めてだなぁ…









口調は冷たかったけど、私の心にはなんかジワーって胸が熱くなった。








この時、始めて知った事。
早瀬君って声が低いんだね。








『そっか。でもごめんね』







一言謝って、日誌を書き続けた。








私が日誌を書いてる間、大珠は色んな事を話してくれた。






「永瀬はさぁ、好きな人いないの?」






『え?愛瑚はいるかもだけどいないかも!』







「はっ?笑なにそれ!!で、誰?」







『えっとn…「嘘だよ、聞かないよ」









『う、うん。』









そんなに私の好きな人興味なかったかな?








ちょっとショック。
なーんて1人で思い込み。








「それじゃあ、永瀬残りは頑張って‼」






『え、うん。ありがとうね!バイバ~イ!早瀬君もじゃあね?』




「おう。じゃあな」





と、大珠。

それに比べて早瀬君は






「…じゃあ。」






小さな小さな消えていく低い声。







あんなに小さくて低い声なのに、






耳に自然にスーッとはいりこんできた。






やっぱり、早瀬君の声は落ち着きます。