好きだったよ。


「だめだよ、真菜。」


「別れるなんて絶対だめ!」



そんなこと、泣いてる私は言えなかった。



帰ったあと、メールした


【別れちゃダメだよ。】


【ごめん。氷那瑚を悲しませたくないの】


【私は大丈夫だから】


【大丈夫じゃないよ!泣いちゃったじゃん!】


【あれは、なんとゆーか。でも私は
好きかどーかもわからなかったんだよ!?
泣くまでは…。】


【でも、泣いたじゃん。好きなんだよ】


【・・・。】


【やっぱ、私別れるね。
氷那瑚、幸せにね】


私のせいだ。


私は弱い


だから、また。泣いてしまった



少ししたとき…


璃玖からメールがきた


怖いのとドキドキと


半分半分バランスよく保たれていた。



【お前さ、俺のこと好き?付き合いたい?】


【好き。だけど。付き合いたい。だけど。】


【好きならゆってよ
付き合いたいならゆってよ】


【好き。付き合いたい。】