俺らの学校は普通の市立の中学校だった

いつも俺らは４人で行動していた。
その４人の中学生は

・峰岸亜果音
・三村裕理
・宮原海人　ﾐﾔﾊﾗｶｲﾄ
・伊部未羽　ｲﾍﾞﾐｳ

亜果音、俺、海人は出席番号が近いことから一緒にいるようになり、
未羽は亜果音が仲良くし始めてから一緒にいるようになった

まぁ、俺と亜果音は小さい頃から知っていたわけだからそこまで初対面ってわけではなかった。



当然、こんな男女2人ずつのグループだと、お互い思春期というわけもあって
少しずつ気になってくる異性はいた。



俺はその時は未羽が好きだった。
未羽は、ショートカットの少し茶色い髪を揺らして、外で遊ぶのが好きな活発な女の子だった



そのころ、亜果音は海人が気になると相談してきたことがあった

海人は耳ぐらいまでの真っ黒な髪で、顔も整っていて、同性から見てもかっこよかった。