青空恋モヨウ【完】

そーっと控え室から光くんを見ても



「まだいるよ~」


結香「じゃ、頑張って!」


「は!?え、ちょ」



行っちゃったよ
もう覚悟決めて行こう!

一歩ずつ光くんへ近づいていく


あー、でも先輩の目が…


光くんから5メートルぐらい離れたところで止まってしまった


光「あ、亜果音ちゃん!」



その時、私にきづいたらしい光くんがこっちを向いて手を振る



そんなことしたらっっ!!!


『は?誰あの子』



なりますよね、はい。
わかってます、私がブスなことぐらい。



「光くん、おまたせ」



はははと苦笑いしながら光くんの周りを囲んでいた先輩方をかきわけて光くんの方へ行く




光「大丈夫だよ。じゃーね、おねーさんたち」




『ねぇ、この子ってさ一年の一軍の子じゃない?』


『うっそ、まじ?それヤバいって、行こ』





ごめんなさい、先輩方。
確かに私を批判したらヤバいことになるかもです。



やっと周りにいた女の子がいなくなった



「なんであんな女の子に囲まれてるのー」


ほっとして少しムカつきが出てきた


光「アイツらが勝手に来たんだよ。彼女待ってるって言ったのに。なに?妬いてんの?」




「違うし!」



光「てかさ、ほんと亜果音ちゃんってさバカってゆーか、天然ってゆーか」




キレイな茶色い髪をくしゃくしゃと掻く光くん



光「亜果音ちゃん、さっきあの女子たちが言ってた一軍って?」



「そんなことより!友達はいいの?」



必死に話題を逸らした
だって、スクールカーストの事は他校に漏らしてはならない
それが私たちの暗黙のルール