駿「え、なに。亜果音ちゃんと佐藤付き合う感じ?」


光「おうっ!」


なんかはっきり言われると恥ずかし…
でも私、別に光くんの事好きじゃないんだよね…


裕理「おーす。あれ?亜果音と光じゃん」


「あ、裕理!」


裕理「亜果音おまえ、どこ行ってたんだよ」


「海だよー!部屋から見えたから行ってきたの!」


光「そこで俺と運命の出会いしちゃったんだよねー」

「そんな運命っておおげさな…」


裕理「光、なに?亜果音に一目惚れか?」


光「うっせーな!もう俺ら付き合ったもーん。」

裕理「まじかよ!!光、お前目腐ってんじゃねーの?」


ケラケラ笑いながらからかってくる裕理

「どーいう意味さ、それ」

裕理「怒んなって!」


なんだ…
裕理、そこまで気にしてないんだ…
私に彼氏が出来たって


まぁ、裕理は気にするとは思わないし!!
なんで私、裕理に気にしてほしいんだろ…



駿「はーい、ご飯だって」


スマホで連絡が来たのか、ケータイをしまいながら言う駿くん

結香「亜果音、行こっ!」


「うんっ!」

心のモヤモヤを無理矢理消して、食堂へ向かった