その後はテキトーにロビーで時間を潰してた

その間、皇成の一年と話してたり、香花の女共と絡んでたりした



女子校の女ってこんながっついてくんのか?


亜果音とは大違いだな


駿「おー、ぼっち裕理!」




ロビーに現れたのは
駿と結香



「うっせーよ、ばーか」



結香はクスクス笑ってる


駿「ほんと、悪かったな」



「お前、わりーと思ってねーだろ」


すげえニコニコしてるもんな



駿「お前、亜果音ちゃん襲ったか?」



「だまれ、」





結香「えっ!?」




青ざめた顔して手で口を押さえる結香



いやいやいや!!!!!なわけねーだろ!!!!!



「てか、俺ずっとここにいたしな。亜果音部屋にいなかったんだよ」



結香「いなかった?」



「おー」



結香「おかしいなぁ…。部屋にいるかウロチョロしてるって言ったのに…」



「どっか行ったんじゃねーの?」




駿「お前、姫華に連絡してやったか?」

なんでそこで姫華が出てくるんだよ

「さっき電話きた」


結香「姫華って?」


駿「あー、裕理の彼女」



結香は一瞬意味がわからなそうな顔をしたあと、ニッコリとこっちを見て笑った

こえーよ…


「ちょ、俺ケータイ部屋に置いてくる」


駿「じゃー、俺ら、ここにいっからー」


「おう」



今、思えばケータイを置きに行っててよかったと思う