はーぁ…
昨日誘ってよかった

俺にやけてねーかな?

何回も自分の顔を鏡で確認する

今、亜果音は家へ帰って着替えたりメイクしたりしてる

別にメイクしなくたっていいだろって言ったら

亜果音「可愛くない人はしなきゃダメなの!!!」

って怒られた

別に可愛いのにな…



にしてもなんで女ってこんな準備に時間かかるんだ?

俺はリビングのソファーでオレンジジュースを飲んで待つ


よく考えれば俺昨日よく理性吹っ飛ばなかったなと思う

好きな女が同じ家で寝てたんだぜ?
しかも隣の部屋に


俺、すげぇ…


まぁでも
俺とアイツは……



いろいろ事情があるから…な



亜果音「おまたせー!!!」


上からトントンと階段を降りてくる音が聞こえる


アイツまた飛び越えたな



ガチャ



…///


亜果音「行こっか」

「おう」



淡いブルーのスカートに黄色い透けTシャツ


俺、今日大丈夫かな



スカートからスラリと伸びた長い足はほどよく焼けて、筋肉もついているからすごくスタイルがいい


こいつが幼なじみとかビックリだわ

小さい頃から当たり前のように一緒に過ごしてきた


これからも一緒に過ごせたらいいな


なぜか、コイツが遠くへ行ってしまうような気がした



亜果音「なに突っ立ってんの?はやく行こーよ」

「ん、あぁ、悪い」


まぁ久々の遊園地だからたのしもう