美夏「あっかー!!!!」

「は?」

机の上でうとうとしてた私に廊下からデカい声で叫んだやつ

絶対批判買ったよ

美夏「あっかあっかあっか!!」

美夏は急いでるとき私のことをあっかと呼ぶ

「はいはい、聞こえてるよ、なに?」

頬杖をつきながら美夏を見る

美夏は私の席の前の自分の席に座って
イスを私の方へ向けて話し出した

美夏「今日さ、合コンあるんだけど亜果音もいかない!?」

「はぁ?」

美夏「相手校が皇成なんだけども…」

「合コン?」

美夏「うん」

「パス」

美夏「華と結香もOKしたよー」

結香も…?
珍しいな…

「私、必要?」

美夏「え、もちろん!!四人で行くって言っちゃったし…」

美夏はチラッとクラスの方を見た

そういうこと…

つまり私が断ればクラスの人を誘うハメになると…
それは一軍陥落する可能性が高まる

「しゃーない、いーよ」

美夏「やったー!!!!んじゃ、今日の6時校門前で集合!!制服でOKだよ!!」

「りょーかぃー」


またウトウトを始めた
美夏は華と結香の所に行ったのかすぐいなくなってしまった


皇成か…


一応お母さんにメールしとくか

バッグからスマホを取り出しメールを送る


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Toお母さん

今日は遅く帰る。
たぶん泊まることになる

From亜果音
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夜遅くに帰って説教くらいたくないしね

誰かに泊めてもらお…