先生「よし、OK。お前、頭はいいんだから授業受けろ」

「じゃなっ!!」

センコーの話は聞かずにおれは教室を飛び出た

急いでジャージに着替えコートへ行く

遠くに駿が見えたから声をかける

「悪ぃ、駿。遅れた」

駿の隣にいるやつは顔見えないけど女だ

駿「おせーよ」

やっとコートについた
やべー、めっちゃ疲れた

って…
駿の隣ってまさか…

駿「てか今日俺ら亜果音ちゃんと結香とだぜ」

「は!?ムリ、俺やだ!!」

とっさに声が出てきた

はーぁ
俺のバカ…

駿「いーからはやく準備しろや」

峰岸亜果音
俺の幼なじみ

家が隣でカーテン開けたらアイツの部屋見えて、飛びうつれる距離
親同士も仲がよくてよく旅行に行く

そんなの…
好きにならねぇ男がどこにいる?



気がつけば駿はこっちに来てて
アイツらはコートのど真ん中で話してる

駿「よかったな!!」

「うっせーよ」


いいのはお前だろ、駿


俺なんて嫌われてるんだからな