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気まずっっ!!!
一応海人の部屋に私たちはいるけど…

この前、結構冷たく突き放したし…
裕理は裕理で半年ぐらい会ってないっぽいし…




殴るとか言ってたけど、タイミングを逃して、ほんとに何もしてない


なにしに来たんだ私。




海人「お前らなしたの?」




沈黙を破ったのは海人だった





「や…あの…この前はヒドいこと言ってごめん!!」




あれ?
なんで謝ったんだ?私。


まぁヒドいこと言ったのは事実だから…




海人「それ言いにわざわざ学校サボってまで来たの?」



ははっと笑う海人


どうやら怒ってはないみたい…




ホントは殴りに来たなんて言えるはずもなく…




「う、うん…。そしたら、家の前で裕理と会って…」




海人「そっか。ありがとな…。亜果音、髪染めたんだな。裕理も」



「あ、うん」




海人「2人とも似合ってるな」



あれ?
なんか変わってない



いつも通りってか…

卒業式の日のように冷たく接してこない


裕理「海人、今夏休み?」




海人「ん。あぁ。実はさ、俺未羽と同じ学校でさ、未羽も今、こっちへ来てんだよ。」





「え、そうだったの!?」





海人「亜果音、少し出てってくんねえか?裕理と2人で話したいことあるんだ」




裕理「俺はねぇ」




海人「俺があるんだよ」



そうだよね
昔、親友だったんだもん
話したいことはたくさんあるよね



亜果音「あははっ。了解。じゃあ私はこんな時間から学校行くのもアレだから家帰るね!」




時刻は3時
学校戻っても今日は部活もないから何もすることない。



海人「またなっ!」




「ばいばいっ!」





私は手を振って海人の部屋を後にした






その瞬間、涙が溢れ出た





「…ッッ…。なんで…。あの時あんな事言ったの…!?」





卒業式の日の事を思い出して泣いていた