亜果音side





結香「亜果音ー?最近元気ないけど大丈夫?」


華「まぁ、こういうときは、私のノロケでも聞かせてあげよう」


美夏「やめなさい、華」



華「冗談よ。それにしてもホント、亜果音どうしたの?」




「別に」



一発、海人殴っとけばよかった…
まだ私、吹っ切れてないのかな



あれからずっと海人の事しか考えてない


遊びだったけど、私にとってはとても楽しかった



華「そういえばね、隼人の双子の弟がね、帰って来たんだって~」




美夏「隼人…?あぁ!彼氏ね」



華「そうそう!!なんか、サッカーの推薦で名門校入ったらしいよ」




結香「へーぇ。すごいんだね!」




華「いずれ、私の義弟になるひとだから!名前覚えといてね」



美夏「なにその結婚する前提」



クスクスっと笑う美夏と結香


もう私に構うのは止めたらしい




華「宮原海人だから!」















「ちょっと、華!!!彼氏の家案内して!!」






そう言って、私は華を強引に連れ出して、学校を飛び出した





美夏「え…なに?」




結香「さぁ。。、?」