それから比奈は優介がらもらった花を押し花にして、大切に飾りました。

そして、お別れの日。

明のお母さん
「比奈ちゃん、明くん今まで優介と仲良くしてくれてありがとう。優介、比奈ちゃんと明くんに挨拶しなさい。」

「あき兄、いままでありがとう。」

「優介、また会いにこいよ。今度こそ決着つけようぜ。」

「優くんーうわーん。」

「おい、比奈。泣くなって。」

「比奈ちゃん泣かないで。比奈とした約束思い出して。絶対にまた会いにくるから…」

「優くん、うん。約束。」

「じゃあ、行かなくちゃ…またね。」

「優くんまって、これ。」

比奈は紙袋を優介に渡した。

「これ何?」

「内緒、行く途中でみて。」

「うん、ありがとう。」

優介のお父さん
「優介、いくぞー。」

「2人ともまた会おうね。バイバイ」

「優介、またな。」

「優くんまたね。」