「あ~もうっ!なんでこんなに暇すぎるの!」
そして美佳は瞬くんの愛を受けながらも、だらしない声を出していて。
瞬くんに頭撫でてもらってるんだから我慢しなよって思う。
そんな美佳は無視して…と
「てかさ?先生って何で呼び出されたんだろうね?」
海斗くんの方を向いて問いかける。
……結構緊張する。
胸がどきどきと高鳴るのが分かる。
「んー?何かやらかしたとか?」
そして海斗くんは綺麗で爽やかな笑顔で、綺麗な声で、奈々に答えてくれる。
「えー?そ、そーなのかな?」
声……震えてないよね?
「じゃないと呼び出しなんかされないでしょ?」
海斗くん……好き、大好き。
そんなことをガッツリ思いながらも微笑む。
「そっかー!」