ガラガラ~。
「せ、先生ー。頭がぁ…。」
なんとか保健室までたどり着くことが出来た。
頭痛い…。
そして保健室は……シーンとしてて誰もいない。
…え?
疑問に思い、保健室を見渡すと机の上にある張り紙があった。
「保健室を訪れた生徒たちへ。先生は、ケガをした生徒の付きそいで病院まで行ってきます。お昼過ぎにならないと帰れませんが、この保健室は開けておきます。体調の悪い人のみここを使うことを許可します。もし、熱が酷ければ、職員室の先生に…」
ふぅん…。
先生いないんだ?
頭痛薬が欲しかったんだけど…。
まぁ、遠慮なくベットを使わさせてもらお。
私は足を引きずるようにしてベッドの所まで行き開いていたカーテンを閉める。
そしてベッドにダイブして、ウトウトと夢の中へ落ちていこうとした……。


