「さてと…奈々もそろそろ行こーかな」
そうポツリと言って運動場へと出る。
美佳が保健室に行くっていうことは…伝えてた方がいいよね?
そう思って体育教師を探す。
お!
いたいた。
「せんせーーーーっ!ちょっと来てぇぇぇ!!
大声で叫んで先生を呼び出す。
先生は奈々に気づいた。
「ちょ、お前っ!!叫ばず自分で来いよ」
そして先生は息を切らして走って来る。
「えぇ。めんどーじゃん。」
「お前…ほんとに生徒かよ?もう少しは遠慮しろよ!」
「えー?してますよ~?いっつも遠慮して授業は見学してるじゃん!」
「それはただのサボりー!たまには真面目にやれよ?成績やばいぞー」
「大丈夫っ。奈々は天才だから!まぁ、奈々の嫌いな持久走が終わったらちゃんと受けるから安心してよ」
今の体育は持久走をやっているから…いつも見学。
走りたくもないし。
そんなことを思いながらも、先生と笑いながら会話をする。


