Hand~再会~

私の家は先輩の家みたく
高級でもない

木造築30年のオンボロ一軒家だ。



玄関で一言言えば
大半の部屋には声が伝わる


泥だらけになった運動靴を脱ぎ捨て
スリッパに履き替えた




いつもは一直線に自分の部屋へと
向かうが、今回は父がいるリビングへ


先に向かわなければならない。




恐る恐る扉を開けた




「遅くなってごめ…」