「雨も止んだ所だし帰りますね」

私は窓の外を見て言った


「そうね早苗ちゃんからも香奈ちゃんにごめんって謝っといてもらえないかな」


私は無言で頷いた



「今日は色々とありがとうございました」

「いえ、こちらの方こそありがとう」


私はリュックを背負って
部屋を出ようとした時だった