「え、でも……先輩ですよね……」
私は疑問に思った

東陵の生徒のはずなのにな、と。


すると彼は笑顔で
「俺は起きれないだけ☆」

といいそのまま
“東陵高校前”で降りて行った




私もつられて
バスから降りた


東陵生になって初めて見る東陵は
なんだかとても輝いて見えた



グラウンドからは
サッカー部らしき声が聞こえる



私は走って香奈の待つ所へ行った