和馬「柚希先輩!どーしていつも俺から逃げようとするんですか!?俺はこんなにも先輩のことを愛してるのに!!!!!」


柚希「アンタのそーゆー所が鬱陶しいんだって…」


流石に出会うたび毎回毎回こんなこと言われ続けたら鬱陶しくもなるだろ。


相手するだけで疲れる。


精神すり減らされる気がするし…。


和馬「鬱陶しい…。…俺、先輩から見たら鬱陶しいんですね…。俺、先輩に嫌われたら生きて行けない…」


え、いや、何もそこまで落ち込まなくても。


効果音が聞こえてきそうなほど一気に雰囲気の暗くなる和馬。


柚希「いや、別に嫌いじゃねーよ?嫌いじゃねーけど…「よかった!俺嫌われて無いんですね!」………あ、うん」


嫌いじゃねーけど、付き合うのはまた別の話。


そう言おうとしたら、和馬に遮られた。


くそ、ポジティブな奴め…。


和馬「なら先輩!」


耀く瞳であたしを見つめる和馬。


柚希「な、なんだよ…」


嫌な予感がするんだよな…。


和馬「俺と結婚してくだ「マジでお前一回死ね」