1年の恋を、君に。





次の日の朝、俺は病院に来ていた。




蒼空のいるところ。





「あの…早野 蒼空さんってどこに…?」


俺は近くにいた看護婦に聞いてみた。




すると俺の方を見て少し顔を赤くしてから答えた。




「607号室になります」


なんで顔見ただけ赤くなんだよ…。


「ありがとうございます」





俺はそこに向かった。