「でも………」
「いーから。」
結局、あたしは葉に負けてポツリポツリと話し出した
「あの……ね、あたし寂しかったの
ずっと葉に会えなくて、葉はあたしのことなんかもう好きじゃないんじゃないかとか思っちゃって」
「うん。」
「なんで、こんな子供で可愛くもないし綺麗でもないあたしと葉は付き合ってんだろうって、ずっと自信持てなくて」
気づいたら涙がまたこぼれ落ちていた
「そしたら、今日葉がちょー綺麗な女の人と一緒にカップルスペースに来たから……もうあたしなんか……飽きられちゃったかなって思って
ごめんなさい、
こんなこと言ったら嫌われるかもって思って……」
「いや、あれただの上司だから。
俺は仕事のつもりで来てたんだけどな
あの席がカップルスペースだったってことも知らなかったし」
「え、そぉなの?」
なんだ、あたし勝手に勘違いしてたの?
「じゃあ、あの人とは……」
「なんもねーよ。
俺は、お前しか好きになれないから。
てか、お前以外興味ない。」
「なっ……」
え?
何?
どぉしたの?今日の葉は
いつもよりすごい言葉がストレートってゆーか……なんかこっちが恥ずかしくなっちゃう
