シャワーを浴びてから再び部屋に戻って陽菜がまだ寝ていることを確認すると、俺はパソコンを開いて仕事を始めた



今日持ち帰った仕事


この仕事が終わればひと段落ついて、
陽菜といる時間がまた作れる


そう思ったら、なんか眠気も吹っ飛んで仕事がいつもよりはかどった



俺って単純。



陽菜がそばにいるだけでこんなに頑張れちゃうんだ



俺の世界は陽菜中心に回ってるんだな


なんて、らしくないことを考えていると

寝室のドアが

ガチャ

と開いた